地盤改良材・地盤改良工事

地盤改良材(固化材)は、セメントをベースに有効成分を添加し、軟弱地盤を強固に改良します。改良する地盤の状態や性質・工法・現場環境等に対応する様々な品種・荷姿があります。

東海スミセ販売では、地盤改良工事も請負っておりますので、工法の提案から配合試験・材料手配までトータルで対応いたします。

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地盤改良材(セメント系固化材)

地盤改良材(セメント系固化材)とは

従来の石灰やセメント等では固化させにくい土質や現場条件に対応するために1970年代に開発されたものです。
セメントを母材として各種有効成分を添加した製品です。
市場に現れた当初は主に土木現場で使われていましたが、近年の自然災害への対応・土地の有効活用・建設残土の再利用等環境考慮により、右肩上がりで需要が増えています。土木現場・道路改良用等から工場・倉庫・住宅等の基礎下地盤改良と用途・規模は様々です。

品種について:

※住友大阪セメントは全商品が六価クロム溶出低減型となっています。

 

TL-3E汎用品として幅広い土質に対応
TL-4ヘドロなどの高有機質土用
TL-ACE発塵抑制型の商品 固化性能はTL-3Eと同等
TL-S石灰の脱水効果を併用し、含水率の高い土に対応

【TL-3EとTL-ACEの散布・混合比較】

荷姿について

フレコン(1t入り)、バラ(ローリー車積載)、25kg袋の3タイプとなります。
施工規模や使用方法等、現場条件に合ったものをご選択ください。
※TL-ACEの荷姿はフレコンのみ

フレコン

フレキシブルコンテナバッグ入り 内容量は標準1t(1,000kg)となります。
国内で流通しているセメント系固化材の6~7割がこの荷姿です。
建築・土木工事向けに幅広く使用されます。

バラ

比較的大規模の工事向けとなります。
通常、受け入れ用のサイロが必要となります。
現場ではサイロから送り出したセメント系固化材と水を混合して出来た
スラリーを専用の施工機械に送り込んで地盤改良を行うのが一般的です。

25kg袋

小規模工事、住宅向け改良やフレコン使用現場の数量調整用に使用されます。

工事の種類

ー Types of Construntionー